DJデビュー前の入門用や、自宅やホームパーティで友人などとDJするためなど目的は違えどDJ機材で迷っている人は多いだろう。Pioneer DJから1月に発表された、rekordbox dj専用DJコントローラー、DDJ-1000は全てのDJのニーズをコンパクトにまとめた、実用的な機材。発表当初から話題となっていたこの機種のオススメポイントを3つにまとめてご紹介。

クラブのDJ機材の仕様を踏襲した違和感の無いノブ、ボタン配置



クラブに常設機として設置されているプロDJ/クラブ向けマルチプレーヤー「CDJ-2000NXS2」および、DJミキサー「DJM-900NXS2」のボタンとノブの配置を踏襲している。さらにジョグの外観から内部構造の全てに至るまで「CDJ-2000NXS2」と同じ部品を採用しているため、初心者のクラブでのプレイを想定した入門機として、プロのホームユースまで幅広い用途でオススメできる。

CDJ-2000NX2 / DJM-2000NXS2とは?
「CDJ-2000NXS2」は「CDJ-2000NXS」の機能をアップデートし、さらにクラブに訪れる人がより高音質で音楽を楽しめるように徹底した音質の向上を図り、クリアかつパワフルでありながら長時間心地よく踊れるクラブサウンドを実現。7インチのフルカラー液晶タッチディスプレイを搭載しており、スピーディーな選曲と多彩なDJパフォーマンスが可能となったクラブDJたちの標準機。
「DJM-900NXS2」はすべての入出力において徹底した音質の向上を図り、エフェクト効果を細かく調整できる PARAMETERノブを搭載。さらにFX FREQUENCYによってエフェクトをかける周波数帯域を選択することにより、ボーカルだけにエコーをかける、ハイハットのリズムを倍にするなどの自在なパフォーマンスを可能にさせた。

 

DJたちの夢に近づけてくれるジョグホイールとクロスフェーダー


「あのDJみたいにカッコいい技をやってみたい!」とか「DJバトルコンテストで優勝して有名になりたい!」といったきっかけでDJを始めようと思った方は多いはず。そのためにはスクラッチやビートシンクなどのスキルを磨き上げる必要がああるが、DDJ-1000はそれらを可能にさせた。

ボディの中央に高精細液晶ディスプレイ「COLOR ON JOG DISPLAY」を初搭載。再生時間、BPM、波形などの楽曲情報や、現在再生位置から「HOT CUE」や「LOOP」の設定ポイントまでの距離を小節単位で表示する「CUE SCOPE」など必要な情報を手元で把握できる。


ジョグホイールは多くのクラブに常設されているCDJ-2000NXS2とほぼ同じサイズである上に、操作可能回数1,000万回以上の高い耐久性と、スムースな動作による高い演奏性が可能になる「MAGVEL FADER」をクロスフェーダーとして搭載。DDJ-1000で磨き上げたスクラッチスキルをクラブでも発揮できる。
 

練習用としても、パーティ用としても使える!DJ交代が可能な豊富な入出力端子



4系統の入力端子を装備しており、DJミキサーとしてアナログターンンテーブルやCDJを接続して使用することがでるきる。rekordbox dvsに対応しているので、外部プレイヤーと接続することでrekordbox DVSを用いたプレイが可能。

また、マイク入力を2系統マスターアウトを2系統ブースアウトを1系統搭載しているため、練習用としての仕様はもちろん、パーティでのDJにも実用的。PC/Macを接続するためのUSB端子を2系統搭載しているので、「rekordbox dj」のユーザー同士なら音を止めずにスムースに交代可能なのも嬉しい。
 
以上のように、DDJ-1000は入門機としても、プロ仕様の機材としても理想的な1台。どのDJにもオススメしたい1台なのだ。


さらに詳しい特長や仕様、販売店舗についてはPioneer DJホームページでチェックできる。